フリガナ | カンキョウケイエイソウゴウケンキュウジョ | フリガナ | マツシタ タカミチ | |
会社名等 | 株式会社 環境経営総合研究所 | 代表者名 | 松下 敬通 | |
法人・個人区分 | ■法人 □個人 | |||
所在地 | 〒104-0033 | |||
東京都中央区新川1-23-5 新川イースト7階 | ||||
TEL:03-5117-2112 | FAX:03-5117-2113 | |||
ホームページアドレス | http://www.er-kankyo.co.jp | E-mail:ecolabo@bbkn.ftbb.net | ||
担当者 | 住所 (本社)〒104-0033 | (工場) 千葉県旭市鎌数9163-35 |
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東京都中央区新川1-23-5 新川イースト7F | ||||
所属 | 役職 | 氏名 | ||
営業開発 | 鈴木 雄太 | |||
設立年月日 | 平成10年 4月6日 | 資本金 | 170,000(千円 | 従業員数 | 常用 17名 |
臨時 名 | |||||
事業内容 | 1.古紙、食物残滓及びプラスチックを原材料とした緩衡材・断熱材の開発及び販売 2.古紙と樹脂を混練し成形した各種紙製容器包装材の開発及び販売 3.上記緩衝材・断熱材製造プラント及び周辺機械設備の販売 4.上記緩衝材・断熱材製造プラント及び古紙、樹脂成形品に関わる原材料の製造販売 5.古紙、廃プラスチック及び有機物廃材の再利用に関する調査・研究事業 6.上記廃棄物の収集・運搬 7.バイオマス資源利活用施設整備事業の総合企画事業 8.バイオマス資源リサイクルプラントの販売事業 9.モバイル通信技術を核とした情報配信システム利活用事業 |
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創造法の認定 | 有 | 経営革新支援法の承認 | 有 | 株式公開意思 | 有 |
公開目標時期 | 年 月頃 |
新製品・新技術の概要 |
新製品・新技術の名称:アースリパブリック断熱材 |
≪新製品・新技術の概要および新規性、市場性、将来性、差別化のポイント等≫ アースリパブリック断熱材とは、従来焼却処分されていた廃棄古紙をパウダー化し、バインダーに特殊澱粉を用いてペレット化し、そこにポリオレフィン系樹脂を混合・混錬した後、水蒸気で発泡させ押出成形させた発泡体です。本製品は、紙の持つ断熱性能を活かし、グラスウールに優る断熱性能を実現するとともに、廃棄時も木材と同様のセルロースであることから分別の必要がなく、焼却時の燃焼カロリーも少なく、有害物質も発生しません。加えて本製品を回収し、粉砕し再発泡させることにより再製品化が可能です。VOC勧告物質、環境ホルモン様物質、ホルムアルデヒドを含まないシックハウス対応型であり、且つ循環型社会対応型の全く新しい建材です。また、本製品は平成12年度東京都ベンチャー技術大賞、平成13年度中小企業新製品新技術大賞優秀賞を受賞しております。 |
権利の種類 | 取得済or出願中 | 登録(出願)取得年月日 |
特許「発泡部材及びその製造方法」 特許「成形用組成物」 特許「発泡緩衝ブロックおよびその成型加工方法」 特許「発泡ボード」 特許「宅配用保冷容器」 |
出願中 特開2003-41041 出願中 特開2003-73504 出願中 特開2003-252377 出願中 特開2003-320629 出願中 特開2003-63570 |
平成13年7月25日 平成13年9月4日 平成14年2月27日 平成14年4月30日 平成13年8月24日 |
新製品・新技術等の写真、概要図、絵コンテ等の説明(別添1) | |
1.成形方法 [1.混錬] 2軸のスクリューが同軸方向に回転し連続的に高粘性物質の混合、練り込みを行う。 [2.加圧] 先端台の吐出ノズル径、供給量、スクリュー回転数の調整で加圧力のコントロールを行う [3.加熱] 外部ヒーターの設置、スクリュー混錬による内部発熱、外部に冷却ジャケットを取り付け温度調節をする。 [4.反応] 蒸気2.3.の調節により、発泡、成型条件を設定し、連続成型を行う。 2.本件製品の特徴 ・ウレタンスポンジのようなやわらかい弾性があり、きめ 細やかな独立発泡体 ・比重が0.03と軽く、構造体への負荷が少ない ・断熱性能は0.03kcal/m.hr℃とグラスウール32Kと同性能 ・焼却処理時の二酸化炭素以外のガスは不検出であり 有害物質も発生しない ・耐湿性に優れ、吸湿による物性劣化もなく、耐久性に 優れている ・帯電時間が約2秒なので、静電気の発生が極めて少 ない ・本製品はカッターなどで簡易に加工でき、ガラス製品 のようにばい塵や身体への付着もなく素手、マスクな しで作業できる。 |
3.環境への配慮説明 ・発泡プラスチック製品で使用するフロンガスを使用しており ません ・焼却しても有毒ガス発生の恐れがありません ・廃棄の際は木材とともに処理することができ、分別の 必要がありません。 4.安全性、信頼性 ・紙、ポリオレフィン樹脂、特殊澱粉の組成物であり、シ ックハウス症の原因となる物質はありません ・識別マークを と表示し、紙製品であることを明確化し ています ・古紙は日本食品分析センターによる検査を実施し、安 全な紙を使用しております 5.千葉県における循環型ビジネスモデルとしての貢献 性 千葉県内における廃棄古紙はまだ大半が焼却処理ですが、CO2削減の対応策として、これらの焼却量削減の動きが出始めています。当社は千葉銀行と提携し、銀行から出される個人情報が入ったジャーナル用紙の粉砕物を引取り原料化する取組みを開始しました。 本件が本格化すれば、年間約1000トンの焼却処理が削減され、CO2排出量、約445トンの削減に貢献できます。 |
新製品・新技術の対象市場 |
市場規模2100億円 現在住宅断熱材として圧倒的シェアを持つグラスウール、ウレタン発泡体は、建廃リサイクル法に照らし、リサイクル不可材であることから、早急に代替品開発が必要とされてきましたが、同様の断熱性能を持ち、且つ、リサイクル可能な製品は難しいと考えられていました。現在も毎年2100億円購入されています。一方断熱性能で明らかに優り、且つリサイクル可能な製品は当社発泡体のみなので、まずはハウスメーカー業界で話題になることは確実であり、大手はもとより年間500〜1000棟クラスのハウスメーカーに広くすすめる予定です。 |
事業の具体的展開 |
販売ターゲット:大手ハウスメーカー、中堅ハウスメーカー、大手空調メーカー、車両メーカー 販売戦略 :住友商事ケミカル鰍販売総代理店とし販売促進活動を展開しております。また、(財)中小企業振興公社より東京都推奨の環境商品として普及拡大に努めて頂いております。 価格設定 :スチレンフォーム断熱材より安価で且つグラスウールの2〜3割UP程の価格にてご提供させて頂く予定でございます。生産ロット数に応じて柔軟な価格対応をさせて頂く予定です。 |
ミサワホームに導入開始、トヨタホーム、大和ハウスと商談中。また、韓国の鉄道公社に車両断熱材として商談中。国内ではJR西日本と商談中。今後は国内の中堅ハウスメーカー中心に販売推進予定。 |
これまで「断熱材」というカテゴリーは、無機物や化学製品で構成されていましたが、リサイクルという視点で配慮されたものが極めて少なく、結果として大量の建築廃材となり排出されていました。加えて化学物質で作られた建材のもつVOC物質がシックハウスの原因となりましたが、これら断熱材にはVOC物質が含まれており、人体に悪影響を及ぼしてきたことは明らかです。 当社の古紙断熱材は@廃棄古紙の削減 A住宅断熱材として使用することによる建築廃材の削減 B人体に安心・安全な建材の実現 Cさらに上記@Aを実現することによるCO2排出量の削減に貢献できる社会性の高い製品であると自負しています。 |
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