フリガナ | イトウタタミテン | フリガナ | イトウ シンサク | |
会社名等 | 有限会社 伊藤畳店 | 代表者名 | 伊藤 新作 | |
法人・個人区分 | ■法人 □個人 | |||
所在地 | 〒290-0022 | |||
千葉県市原市西広550−2 | ||||
TEL:0436-26-8828 | FAX:0436-26-8829 | |||
ホームページアドレス | E-mail:shinsaku@icntv.ne.jp | |||
担当者 | 住所 〒290-0022 | T E L : | ||
千葉県市原市西広550−2 | E-mail: | |||
所属 | 役職 | 氏名 | ||
代表取締役 | 伊藤 新作 | |||
顧 問 | 田邉 康夫 | |||
顧 問 | 田中 正義 | |||
顧 問 | 斉藤 信夫 |
設立年月日 | 昭和52年6月6日 | 資本金 | 3,000(千円) | 従業員数 | 常用 2名 |
臨時 1名 | |||||
事業内容 | 畳工事一式 内装仕上げ工事 イ草製品販売 付帯する一切の業務 一般廃棄物(畳)処分業 一般廃棄物収集運搬業 炭製造販売 炭製品製造販売 付帯する一切の業務 |
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創造法の認定 | 無 | 経営革新支援法の承認 | 無 | 株式公開意思 | 有 |
公開目標時期 | 平成21年5月頃 |
新製品・新技術の概要 |
新製品・新技術の名称:ワラ、イグサ等炭化物による、建築、農業資材並びに家庭用品への利用。 |
≪新製品・新技術の概要および新規性、市場性、将来性、差別化のポイント等≫ ・家屋解体や畳替えの際に発生する処分畳を用い、特殊炭化炉にて炭化する技術を、わが国で初めて成功した事は特筆に値するものである。従来は、処分場に於ける焼却、又は、堆肥化の方法であり、焼却の難と処分場の確保などとあわせ、年々高騰する処分費等、環境問題を一挙に解決でき、更に炭化による有効利用により、一石二鳥の効果が期待できる技術である。 ・ワラ、イグサの炭化物は千葉県薬剤師会検査センター、千葉県農業総合研究センター、千葉県産業支援技術研究所及び日本食品分析センターのご協力を得て、その成分分析、脱臭効果及びガス除去効果試験等を実施し、それは驚くべき素材である事が判った。主な内容は:VOCガスの吸着効果絶大、pH10.3のアルカリ性、電気伝導性があり不燃である、有害物質は不検出である。 ・ワラ、イグサ炭はその他の特性として、吸湿効果や遠赤外線効果等も有し、重量の軽さもあり、適用範囲と市場規模は大きいと言える。 ・環境問題、健康志向、資源のリサイクル等、まさに時流に乗っており、将来的にも期待が持てる。 |
権利の種類 | 取得済or出願中 | 登録(出願)取得年月日 |
廃畳・廃竹などの炭化物並びにその利用法 | 特許出願中 | 平成16年1月21日 |
新製品・新技術等の写真、概要図、絵コンテ等の説明(別添1) | 新製品・新技術等の写真、概要図、絵コンテ等の説明(別添2) |
PHOTO1:炭化炉の外観:この炉は無酸素状態で炭化する。畳はそのままでは、燃焼しないが特許である、ある大きさに裁断する事で成功した。ケースの中はワラ炭を示す。 | PHOTO2:ワラ炭の電子顕微鏡の写真:ハニカム構造であり、面積が大変大きいことが判る。 PHOTO3:イグサ炭:中空であり、成分分析より排ガス吸着に有望である。 |
新製品・新技術の対象市場 |
・ワラ炭:建築の用途として、VOCガスの吸着によるシックハウス対応、シートやボード化、バッグタイプ等、難燃性と相まって、断熱、吸湿,遮音材としても有望であり現在、茂原市の新築家屋において検証中である。家庭用:ペレット化により、グリルに入れ、焼き物(魚、肉、美味しく、煙が出ず、骨より身離れ良い、低温で短時間の焼き上がり、後片付け簡単)に需要が見込まれ、脱臭材としても成長大。農業分野では、カリ成分が多いことから、硝酸チッソ化した、農地の土壌改良や甘味の増した果樹栽培にも期待できる、又、屋上庭園、ゴルフ場等の需要も期待できる。 ・イグサ炭:PHOTO3の如く、表面積の大きさ、その特性より、排ガス関連に用途が見込まれる。 大手文具メーカーに月当たり数10万個単位で販売(生産)をしている。 |
事業の具体的展開 |
価格政策:家庭用品については、現在市場に出ている、脱臭剤、グリル用などの商品と、同等の価格設定としたい。 建築資材については、シックハウス対策、VOCガスの吸着等、優れた素材として認知される事により、建設、ゼネコン業界の需要が期待できる、 販売ルート:現状は、当社独自で販売ルートを開拓している状況である。建築資材は、実績を積み上げ、マンション,戸建をターゲットに建設、及び資材会社との繋がりを強めたい。 販売促進:既に、千葉日報始め、ミニコミ紙等への発表等しているが,今後はメデイア、IT関連等の取り組み等により、販売の強化、拡大を図る。 |
冒頭でも述べたが、炭化事業を始めてまだ1年弱であり、炭化に成功するまでのプロセス(炉の運転方法、材料の形、炉への入れ方、)は試行錯誤の連続であった。しかし、公的研究部門や検査機関のご協力を得て、炭化された物の特性を知り、双方が驚いたのが本音である。商品の開発や製造、販売、どれを取っても、資金、人材、両面より力不足である。炭化事業については、近々新会社を立ち上げるが、総力をあげ、早い機会に炭化事業を軌道に乗せたい。その為にも体制を強固にし、組織的に力を傾注し、公的機関や他社との連携、ネットワーク作りが重要と考える。 R&Dは企業が発展、継続するには欠かせないものであり、ワラ炭、イグサ炭、竹炭、木炭、等の組み合わせによる、新分野の開拓も推進中である。竹炭の食用品(ピーナツ、豆腐、クッキー、)の供給、稲作のワラ炭による実験〔5aで昨年比1俵=60kg増〕も成功し更に検証を継続する。わが国初の廃畳炭化成功によるこの事業は、大きな発展の可能性があり、社会に貢献できるものと考える。 |
ワラ炭は、最も優れたエコ商品と考えます。脱臭剤、建築資材として役目を終えたなら、土に戻し、土壌改良材として有効的に利用でき、究極の環境に優しい商品といえます。 |
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