結論を言いますと、 Web サイトは、「目的別にあったほうが使いやすい」ものです。それぞれの分野別に分割することをお奨めします。
ニュースが見られて、買物が出来て、色んなことが調べられる、「何でもサイト」は確かに便利です。
しかし、関連性のまったくない、テーマが複数あるサイトというのは、初めて訪問する方にとっては、「で、これは何のサイト?」という印象を持たれやすいものですし、何よりもサイト構造が複雑になってしまうため、「ドコに何があるのか?」「今、自分はドコにいるのか?」が分かりづらくなってしまいます。
→ 【HP の使い易さ】を参考に
また、テーマが多岐にわたってしまっている分、各コンテンツが専門サイトよりも内容が薄くなってしまいがちで、訪問者に「知りたい情報が少ないサイト」と思われてしまう可能性もあります。
例えるならば、「釣りとギャンブルとゴルフとスキーとバイク」がテーマのサイトには、あまり深い内容が書いてなさそうなイメージです。(もちろん例外もありますが)
具体的なサイトの分割は、業種別にそれぞれのサイト分のフォルダで区切り、それぞれのフォルダにサイトを構築していくことになります。
( 下図は、「example.jp」 というメインのフォルダを5つのサイトに分けた例)
「example」というフォルダを |
|
サイト名のフォルダで区切る |
|
|
|
上記の方法で区切ると、 URL は下記のようになります。
(あくまでも例です。実際にあるサイトとは関係ありません)
・ http://www .example.jp/fishing/
・ http://www .example.jp/golf/
複数のサイトを運営し、それぞれの内容を充実させていくには、相当な手間がかかります。
担当者の能力や規模などを考え、運営代行業者への外注も視野に入れて考えると良いでしょう。
|