「アップロード」とは、あなたのコンピュータから、ネットワーク上にファイルを転送し、ホームページを他のユーザーに公開することです。
アップロードを行う場合に必要なものは、以下の 3 つです。
1. インターネットに繋がっているパソコン
まずは、ファイルを転送するためのインターネットにつながっているパソコンが必要です。
また、社内ネットワーク等のセキュリティのために、ファイアーウォール(企業内LANなどを不法侵入から保護するシステム)によって FTP に転送が出来ない設定になっていることがありますので、その場合は、社内のネットワーク管理者にお問い合わせ下さい。
2.Web ページ専用サーバスペース(契約書などに記載されている ID とパスワード)
自前サーバでも、レンタルサーバでも、 Web 専用のスペースがなければ、ホームページのファイル転送が行えません。
また、ほとんどの場合、その Web スペースに接続するための ID とパスワードは、ホスティング業者(インターネット情報を発信するコンピュータ ( サーバ ) の容量(自社設備)の一部を間貸しする業者)等から郵送で送られてくる文書に記載されていますので、大事に保管しておきましょう。
3.FTP 転送ソフト
ホームページ作成ソフトに付属しているものやフリーソフト等、色々な種類のソフトがありますが、機能はさほど変わりません。
ただし、ファイルによって転送モードを切り替える必要がありますので、転送モードの自動切換え機能があるものが便利です。
また、実行時の注意点を以下に挙げますので、参考にして下さい。
・転送設定時の記載の違いに気をつける。
ホスティング業者・ソフトの違いによりますが、書面で送られてきた「ホスト名」、「ユーザ ID 」、「パスワード」についての記載方法が若干違う場合がありますが、内容は一緒です。方言だと思えば良いでしょう。不安な方は、サーバー業者に確認してください。
・転送モードに気をつける。
FTP ソフトには、以下の 2 つの転送モードがあり、それぞれのモードが担当するファイルの種類があります。ファイルの拡張子で覚えると良いでしょう。「 html 」はどちらのモードでも大丈夫です。
A. アスキー(テキスト)モード
「 cgi 」、「 pl 」、「 txt 」、「 dat 」、「 csv 」、「 log 」など
B. バイナリモード
基本的に上記以外のファイル。
「 gif 」、「 jpg 」、「 lzh 」、「 zip 」、「 pdf 」など
※手動でのモード切替は手間がかかりますので、転送モード自動で切替機能付きのソフトがオススメです。
なお、 FTP 転送ソフトの具体的な説明については、各ソフトのマニュアルやヘルプを参照して下さい。
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