インタ一ネットでは電子メールをはじめとして、膨大な量の情報がやりとりされています。
特に最近では、企業のインターネット利用によって、ビジネスシーンでインターネットを使用する
機会が増えてきています。
例えば、ビジネス分野では企業間の情報交換や契約のような内容の情報といったものから、
個人のプライパシーに関わるような情報も、必然的にやり取りされていくでしょう。
しかし、インターネットの世界ではこういった情報の内容が第三者によってのぞかれる可能性もあります。
運が悪ければ、自分の社会的地位や企業を脅威に陥れるような事態になりかねません。
インターネットでの情報のやり取りにはこんな危険が待ちかまえていることも事実なのです。
では、いったいどんな種類の危険かあるのか、一般に考えられているものを挙げてみましょう。
まず最初に「盗聴」があります。これは通信内容を第三者が盗み見る行為です。
秘密にしておかなければならない情報を盗聴されることは絶対に避けなければなりません。
次に考えられるのか「なりすまし」です。
これは悪意ある第三者が特定の人物になりすますことである。
通信している相手が、誰かになりすましていたり、自分の名前を使って別の誰かと通信していたりする可能性があります。
ほかに「改ざん」が考えられます。
これは悪意ある第三者がなんらかの形で情報の内容を書き換えてしまうことです。
自分の書いた情報が誰かに書き換えられたり、手元に届いた情報が誰かに書き換えられていたりということが起こりえます。
しかし、FAX等を用いた伝達手段に比べ、迅速でコストダウンにつながるインターネットを活用しない手はありません。
そこで、やりとりする情報を暗号化することにより、このような危険を回避します。
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