表 セキュリティ・プロトコルの種類と用途、暗号化方式
セキュリティ・
プロトコル |
用途 |
使用する暗号方式 |
概要 |
SSL |
TCP通信全般 |
RSA,RC4, IDEA,DESなど |
TCPを拡張する形で利用され、通信相手の認証やデータの暗号化機能を提供。 |
IPSEC |
IP通信全般 |
DESなど |
IPを拡張する形で利用。現在インターネットで使われているIPv4ではオプションとして使用することができるが、次世代のIPv6では標準で実装される。 |
S-HTTP |
HTTP |
特に規定しない |
HTTPを拡張した形で利用され、SSL同様に通信相手の認証やデータの暗号化機能を提供。 |
SET |
クレジット・トランザクション |
RSA,DESなど |
クレジット決済に特化したプロトコル。3者モデルを想定し、認証とデータの暗号化機能を提供。 |
PGP |
電子メール |
RSA,DES,IDEA |
電子メールのフォーマットを規定することで、メッセージの改ざんなどを防止。あらかじめお互いの公開鍵を交換してあることが前提。 |
S/MIME |
電子メール |
特に規定しない |
電子メールのフォーマットであるMIMEを拡張し、メッセージの改ざん等を防止。 |
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