おもしろインターネット活用講座 千葉県産業振興センター
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HPで使える動画(ストリーミング)について


  3.視聴するために

 プレイヤーの役割

 ストリーミングを視聴するためには「プレイヤー」と呼ばれるソフトウェアが必要になります。
 ストリーミング配信されるデータには、一般の動画・音声データに比べデータサイズが小さいという特徴があります。これは、加工時に「エンコード(符号化)」と再生時に「デコード(復号化)」を行うからです。

 作成した動画や音声のデータをストリーミング配信できるデータ形式に変換することを「エンコード」といい、エンコードするためのソフトウェアを「エンコーダ」といいます。
 エンコーダの主な役割は、動画や音声等の大きなデータをできるだけ小さくすることです。このデータを小さくすることを「圧縮」といいます。データを圧縮することで、ダイヤルアップ回線等の低速回線の環境でもクオリティの高いデータを送信できるようになります。

 圧縮されたデータは、そのままでは再生できません。エンコーダがデータを小さくするために、データの配列を並べ替えてしまっているためです。これを再生するためにはデータの配列を元の状態に戻さなければなりません。この作業を「デコード」といい、デコードするためのソフトウェアを「デコーダ」といいます。
 プレイヤーにはデコード機能が組み込まれていますので、「プレイヤーデコーダ」と考えて良いでしょう。


 プレイヤーの種類

Windows Media Player
Microsoft社が開発したプレーヤーです。同社独自の技術であるWMT(Windows Media Technology)の他、インターネット上で流通しているフォーマットに多く対応しています。
音楽CDを再生するだけでなく、オリジナルCDを作成する機能などもあります。

Windows Media Player


Quick Time Player
Apple社の開発したプレーヤーです。そもそもは同社のMAC OS用に開発されたものでしたが、現在ではWindows標準の動画・音声フォーマットであるAVI形式やWAV形式の再生もサポートされ、Windows環境でも使用されています。
動画・静止画・音楽、更にはバーチャルリアリティや3D等様々なメディアの再生・編集が可能です。




Real One Player(Real Player)
RealNetworks社が開発したプレーヤーです。同社の技術であるRealAudio、RealVideoに対応しています。Windows MediaやQuick Time形式の再生も可能です。
最近はInternet ExplorerやNetscape NavigatorなどのWebブラウザに標準で添付されています。

Real One Player



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2.ストリーミングとは? 戻る
-- 目次 --
1.はじめに
2.ストリーミングとは?
3.視聴するために
4.ストリーミングでできること
5.ストリーミング配信をするには?
6.まとめ

4.ストリーミングで
できること

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