[発表テーマ] サービス業
平成23年7月26日(火曜日) 14:30~17:30
ホテルグリーンタワー幕張 4階 「ロイヤルクレッセント」
【大競争時代を勝ち抜く歯科医療機関向けビジネスの展開】
代表取締役 渡辺 慶明 氏
当社は歯科医院の開業に向けた不動産物件の紹介の他、顧客の早期獲得や経営安定を図るための資金調達・集患を支援するコンサルティングビジネスの展開を行っています。
現在の歯科医院数は、約68,000件(平成21年10月現在)に及び、競争の激しい業種となっており、歯科医ビジネスのほとんどが開業(開業率92%)する傾向にあります。従って開業に関して専門家の協力を得ることが不可欠となってきており、開業支援の需要は大変多くあります。
当社には、①日本全国の歯科医院を位置情報で把握し、国勢調査等をベースとした「診療圏分析」独自ソフト、②診療圏内潜在患者の日常動線、物件への入りやすさ、来院患者予測数等から「出店の可否」を判断する独自ソフト、③医療広告規制内で最大のパフォーマンスを上げる集患システム等を保有し、開業後の新規患者の集患数を保証しています。
こうした方策の結果、開業後3ケ月の平均新患数は300名を実現し、一般開業の約2倍の集客数を顧客にもたらしています。今後、当社が成長していくうえでは、①融資、②開業物件先の情報提供、③コンサルタントのできる人材の確保を必要としています。
【最高の顧客満足を目指したグループ教室事業の展開による新たな事業分野の創出】
代表取締役 石戸 謙一 氏 常務取締役 沼田 紀代美 氏
当社は千葉県を中心に直営のそろばん教室を展開しています。3~9歳をメインターゲットとした直営教室の生徒数は、1,700名(平成17年23拠点) から3,100名(同22年27拠点)と右肩上がりの成長を続け、指導実績としては、日本トップレベルの競技選手を数多く輩出しています。
電卓・パソコンの普及から業界が衰退し、競合他社が他分野に向かう中、当社では変化する保護者のニーズに合わせて、講座カリキュラム、アピール方法、ターゲット客層を変化させ、計算道具としての「そろばん」ではなく「能力開発」、「イメージコントロール法」など独自の教育法「いしど式」を確立してきました。当社がこれまで培ってきたノウハウを提供することで、未経験者でもそろばん塾の運営が可能な「グループ教室支援事業」を展開することにより、新たな事業分野を創出、拡大しています。
今後、当社が成長していくうえでは、①販売提携先、②人材確保、③運営物件賃貸の提供を必要としています。
【少子高齢化時代における保育業界での成長戦略】
代表取締役 小林 照男 氏
当社は1948(昭和23)年に、現代表者の母親らが設立した千葉県野田市で初となる認可保育園「大師山保育園」の誕生を発祥とし、その後1996(平成8)年、社会情勢の変化を背景に現代表者が会社を創業、株式会社が設置する保育園を経営しています。近年では、経済情勢や治安の悪化の影響を受けて、子供を保育園に預けて働く世帯が増加しており、そのため、保育サービスに対する需要が高まっています。
特に、異年齢児との交流や成長段階に合わせた当社独自の「マトリクス保育」は、「縦割り保育」と「横割り保育」を融合させた保育を基本としており、高品質で最先端サービスの提供実績は、地方自治体や利用者から高い評価を得ています。また、日本で初めてとなる海外の保育施設と姉妹園提携を行った「国際異文化体験プログラム」、大自然との共生体験から「生きる力」を身につける「コビーネイチャーナビプログラム」、「食育菜園プログラム」を通じた地域交流や「コビーこだわりの食材プログラム」などがあり、特に食育への取り組みは国からも高い評価を得ています。保育園の園舎においては、2010(平成22)年4月に開園した「コビープリスクールかみめぐろ」は、先進的な保育施設が評価され、「第4回キッズデザイン賞」(主催:特定非営利活動法人キッズデザイン協議会、後援:経済産業省)を受賞しました。
今後も直営、受託を含めて継続的に園数を増やし、拡大をしていくことを計画する中で、当社が成長していくうえでは、①企業投資家による資金調達支援・融資、②販売提携先確保、③高品質な人材の確保を必要としています。
合計:129名
内訳:ベンチャーキャピタル 6名、証券会社 13名、金融機関 14名、監査法人 8名、コンサルタント 18名、一般企業 29名、支援機関 8名、行政機関(県・市) 8名、報道機関 6名、その他 3名、発表企業 6名、事務局 10名
公益財団法人 千葉県産業振興センター新事業支援部ベンチャークラブちば(事務局)
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