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平成24年 8月 1日 第27回ビジネスプラン発表会

[2014年5月29日]

第27回ビジネスプラン発表会 結果概要

1.発表企業・概要

[発表テーマ] 健康・医療

平成24年8月1日(水) 14:30~17:30

ホテルグリーンタワー幕張 4階 「ロイヤルクレッセント」

テーマ

【ものづくりIT企業による医療・課題解決型ビジネスの起業】

企業名

発表者

取締役・メディカルエンジニアリングセンター長  渡辺  欣一  氏

ビジネスプラン発表会の様子

当社は創業以来29年間一貫して、デジタル(3D CAD・CAM/CAEなど)とアナログ試作(3Dプリンター)の両方のノウハウを持った3次元技術で貢献してきたエンジニアリングサービス会社です。これまで培ってきた工業ノウハウ技術による製品がBio-Texture Modeling(生体質感造形)です。これは、CT、MRIなどの医療診断装置から得られたデータを使って、人体の各部位(骨、臓器など)の3次元医療用生体モデルを創り出す造形技術です。特に、質感を再現できるため、手術のシミュレーションや医療器具・機器の操作練習モデルなど、様々な場面で利用でき、新しい医療・研究・教育分野向けの支援ツール製作技術です。

この生体質感造形は可視化にも特徴があります。形状のみの再現に留まらず、実際に手に触れることで医療画像では伝えきれない多くの情報をもたらし、患者へのインフォームドコンセント、治療方法の決定、教育・研究の場での模擬訓練などに応用できます。

また、様々な人体部位の"感触"の再現、造形モデルを実践活用できるようデザイン工夫、或いは造形モデルを活用した医療プロセス支援という点で、世界初のモデルです。

Bio-Texture Modelingによる生体モデルは、大きく分けて医療現場、医学教育現場、医療機器メーカー及び製薬メーカーが販売ターゲットとなります。

今後、この市場は、急速に拡大していくことが想定されることから、当社も集中的に経営資源を投入していきます。また3年以内には、日本人の体形に近いアジア諸国への展開も予定しています。

競争戦略の基本は感触レベルのブランディングに重きを置いています。今までにない、精密で患者さんの疾患まで再現させる Bio-Texture Modelingの高い質感バリューのブランドを持っています。オンリーワンの競争優位を保持しており、当面は市場拡大のための戦略を続けて行きます。

テーマ

【機能訓練型に特化したデイサービスのFC展開】

企業名

有限会社鎌野

発表者

取締役  鎌野  義弘  氏
ビジネスプラン発表の様子

当社は千葉県内に整骨院(2店舗)、デイサービス事業(6店舗)、訪問リハビリ事業(6店舗)、短期入所生活介護(1店舗)を運営しているグループ企業です。

中核事業のデイサービス事業「粋生(いきいき)倶楽部」は介護保険を使用した高齢者専用施設である。その特徴は午前または午後3時間に限定したサービス時間で、疼痛除去、関節可動域の拡大及び筋力強化を目的としており、他の施設とは差別化しています。

ターゲットは機能回復訓練だけをしたいという要支援1~2、要介護1~2レベルの従来型のデイサービスではカバーしきれない隙間層です。機能回復の中心は「ファビリテーション」で、「温め」と「無理のない関節運動」をセットにしており、このためのツールとしての温水循環型温熱機器、クリームローションや介護リハビリ師の専門指導等のトータルパッケージが特徴です。これは従来の電気マッサージ治療とは大きく異なるもので、介護保険の枠の中で構築できる新しいビジネスモデルです。

今後、これらのノウハウを使用し、ファビリテーションに特化したデイサービスのFC展開を行っていく予定です。本部からの支援はファビリテーションを中心に、整骨院からのノウハウをマニュアル化し、統一化を図るために各施設に出向き指導をし、2ヶ月に1度の講習会、自律神経を整えるための冷え性治療、筋力を柔軟にし、指導、講習から従業員指導も行っていきます。

介護保険の利用は要介護3~5が大半であり、預かり型のデイサービスが主流です。これまで要支援1~2、要介護1~2の利用が少ない状況でしたが、最近では短い利用時間で利用するデイサービスが増えてきています。平成24年4月には介護保険の改正があり、利用者に対しての事実上の値上げ、介護保険料の値上げをしてきていますが、高齢化層の増大とともに介護需要は増大の一途を辿っています。

また、2年後には団塊の世代が65歳以上になるため、介護保険使用者、高齢者の増大が見込めます。当社の利用者も過去3ヶ年の実績として、年平均7割程度の増となっています。

整骨院のノウハウや、自律神経を整えるための冷え性治療、筋力を柔軟にし、痛みの軽減を図る「ファビリテーション」などを土台にした機能回復訓練型デイサービスは当社が平成18年から全国的先駆け手がけたものであり、このジャンルのニーズはますます高まっていくと思われます。

テーマ

【関節リウマチの診断薬・治療薬開発】

企業名

発表者

代表取締役  津坂  憲政  氏

ビジネスプラン発表の様子

当社は、関節リウマチ(RA)の診断薬・治療薬を研究開発するバイオベンチャー企業で、大きく分けて3つの事業を柱に据えています。

まず、関節リウマチ(RA)患者の血中では短く切られたタリン(ショートタリン:高分子細胞骨格タンパク質)が優位に発現していることを当社は世界に先駆けて発見しました。このショートタリン発現によるRA診断法は、既存のRA診断マーカーよりも優れていることがわかりました。さらに、血中ショートタリン発現量がRAの治療モニタリングにも有用であることも判明しました。この技術は既に国際特許出願をしており、現在、大手検査会社との共同開発契約に向けて交渉中で、ライセンスアウトビジネスを展開予定です。

次にショートタリンの発現そのものを阻害することで血管外遊走したリンパ球の活性化を抑え、RAを治療することができる可能性があります。当社では、このようなショートタリンを阻害する薬剤の開発を大手製薬会社とアライアンスを締結して開発を行う予定です。

更に投与前の血中ADAMTS5(軟骨破壊酵素)遺伝子発現量でRA治療に用いられるレミケード®、ヒュミラ®、あるいはシンポニー®等のバイオ製剤の有効性を予測できることを既に国際特許出願しました。国内においては福山臨床検査センター(広島県)と検査委託業務契約を締結し、全国から集められた血液サンプルを当社が衛生検査所として、当社で製造した検査キット(BiologicMateTM)を用いてADAMTS5量を測定し、その結果を医療機関に報告する業務を8月より開始します。また、海外展開として、セティ㈱(東京都)と販売店契約を既に締結し、BiologicMateTMを世界各国(欧米、中国、インド等)に販売する業務を9月より開始します。

RA診断薬とRA治療薬の市場は、エンドユーザーは関節痛を訴えて医療機関を受診する患者で、対象となる患者は国内で約300万人、海外で約4,000万人存在し、国内で年間15万人、欧米で年間200万人の新たな患者が発生する成長市場と考えられます。また、バイオ製剤薬効診断薬は対象となるバイオ製剤を必要とするRA患者で、国内で約50万人、海外で約600万人存在し、国内で年間5万人、欧米で年間60万人の新たなRA患者が誕生する成長市場です。

個々の製品の強みは、RA診断薬について、RA診断に有用なツールは既に抗CCP抗体等存在しますが、診断のみならずRAのモニタリングにも有用な点が挙げられます。RA治療薬については、既存のRA治療薬、特にバイオ製剤と比較して、ショートタリンを抑える薬剤がより病因に迫った治療になりうる点が競合品よりも有利です。バイオ製剤薬効診断薬については、RAバイオ製剤の薬効を予想する診断キットは世界にもまだなく、BiologicMateTMを用いた検査は全世界でほぼ独占状況です。

会場風景

会場の風景

2. 名刺交換・交流会

名刺交換と交流会の様子

3. 参加者

合計:101名
内訳:ベンチャーキャピタル  6名、証券会社  12名、金融機関  7名、監査法人  4名、コンサルタント  9名、一般企業  24名 支援機関  8名、行政機関(県・市)  5名、その他  2名、発表企業  9名、事務局  15名

お問い合わせ

公益財団法人 千葉県産業振興センター新事業支援部ベンチャークラブちば(事務局)

電話: 047-426-9200 ファックス: 047-426-9044

E-mail: vc-chiba@ccjc-net.or.jp


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