ファイル共有・プリンタ共有 構築方法の比較表

(2005年3月現在)
  ファイル共有 プリンタ共有
アクセス権限 同時接続数 ウイルスチェック バックアップ
■パソコンをサーバの代用にする

(このPCは、業務ソフトの使用など、日常業務に使わない)
OS:
Win98
WinME
不可 OS上の制限はないが、多いと負荷がかかり止る可能性あり。 ウィルス対策ソフトをインスツールすれば可能。但し、古いOSに対応したソフト少ない 外付けのハードディスク・DVD等を利用 USB/プリンタケーブルで接続して共有。(ケーブルの届く範囲に設置)
OS:
Win2000
WinXP
ユーザID・パスワードを設定し、アクセス権限の設定が可能 10台まで(WinXP Home Editionは5台まで) ウィルス対策ソフトをインスツールすれば可能。 外付けのハードディスク・DVD等を利用 このPCを経由してネットワーク上のプリントサーバに出力可能。プリンタの設置場所は自由。
■NAS
(ネットワーク・アタッチド・ストレージ)

ネットワーク上に直接接続できるCPU内臓の単体ハードディスク
簡易タイプ

容量150〜300ギガで、3〜5万円程度
簡易な機能を保有するものあり 特にないが、同時接続が多ければ、スペックにより応答速度は落ちると思われる。 本体自体は感染しない。保存したデータファイルのチェックは、他のPC等から、ネットワーク経由で定期的にチェックをかける。 外付けのハードディスクを利用 USBケーブルで接続して共有。(ケーブルの届く範囲に設置)
高機能タイプ

10万弱から
ユーザID・パスワードを設定し、アクセス権限の設定が可能 同上 同上

高級機に、ウィルス対策ソフト搭載のものあり。
RAID機能(常時データを複製)

外付けのハードディスクも可能
同上
■サーバ

・グループウエアやウィルス管理システム等にも使える。

・基本的に24時間稼動させ、深夜にタイマーでバックアップが可能。

・無停電装置をつければ、停電時に安全に自動シャットダウンが可能

ユーザID・パスワードを設定し、アクセス権限の設定が可能 OSのライセンス契約数による ウィルス対策ソフトをインスツールすれば可能。 価格によりRAID機能(常時データを複製)あり

デジタルテープ内臓タイプあり
設置はネットワーク内のどこでも良い。複数台でも管理可能
(プリンタにLANボード内臓か外付けプリントサーバが必要)

■サーバ等を使わずに、プリンタ共有
  • プリンタにプリントサーバを接続し、LANケーブルでネットワークに接続。
  • パソコン側のOSや専用ソフトを使って、ネットワーク上のプリンタをサーバ等に関係なく共有することが可能。
  • 何人も同時に印刷すると、プリンタがデータを受けきれず、パソコンでデータが待機状態になることもあり