IT関連FAQ IT主治医の継続的な活用(専門家派遣事業の活用)
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質問

当社は従業員50人程度の企業ですが、10年前に導入したシステムがなんとか動いています。近代的なIT活用をしたいと思いますが、情報システムの専任者を採用する余裕がありませんので、先頭を切る人がいません。
このままでは、益々、大手との格差が開いてしまいます。どうしたらよいでしょう?


回答


税理士、弁護士と顧問契約をしている企業はたくさんあります。情報化が加速する現代には、それと同様に、ITに関する相談や、経営的な視点からチェックしてくれる「IT主治医」的なパートナーをもつことが望ましいでしょう。

1.経済産業省推進資格「ITコーディネータ」

「経営」と「IT」の架け橋になることを目的に生まれた、経済産業省推進資格で、「ITコーディネータ」があります。
ITコーディネータのIT化プロセスは、次の5段階で考えられています。

(1) 経営戦略策定(経営戦略の再構築(再確認))
(2) 戦略情報化企画(経営戦略を実現するための情報化計画の作成)
(3) 情報化資源調達(提案依頼書をベンダに発行し、効率的に選定)
(4) システム開発導入(開発導入におけるモニタリング)
(5) システム運用(運用開始後の効果測定)

2.千葉県の中小企業支援として「専門家派遣制度」があります

経営の向上を目指す意欲のある中小企業者や創業者が抱える経営改善、技術開発、情報化など様々な課題に対して、専門的な知識や経験を有する専門家(登録の専門家)を派遣し、課題の解決を支援する制度があります。
(専門家謝金等の3分の2を、国と県が補助をします)
このひとつとして、ITコーディネータの派遣があります。前記の5段階プロセスの一部分の支援を、まず受けてみるということもできます。

詳細は、千葉県産業振興センターの専門家派遣事業をご覧ください。
http://www.ccjc-net.or.jp/~support/service/haken/haken.html

 

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