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質問

ITの導入と活用について、優先順位を教えてください。

回答

中小企業庁が平成16年3月に作成した「中小企業IT化推進計画U」があります。この資料は、中小企業庁が「中小企業のIT化推進」の支援方策の指針にするための資料ですが、この中に「IT利活用の3つのステップ」の考え方がありますので、抜粋して概要をご説明します。

1.「基盤整備」の段階
まずは、「基盤整備」として、パソコンの導入・インターネットの導入、電子メールの導入と、使いこなすためのIT教育があげられます。
従来、手作業で行っていた業務処理の一部をIT化することにより効率化が実現出来ます。また、顧客との連絡を電子メール等で行うことにより、コミュニケーションを迅速化するなど初期導入におけるIT化の効果は大きいと言えます。多くの中小企業はこの「基盤整備」の段階にあります。

2.「業務改善」の段階
次に必要となるのが、個別業務システムの構築や社内におけるグループウェアの導入等、企業内部におけるシステム構築を進めるために必要なソフトを導入する「業務改善」です。この段階で、特定業務におけるIT化が進み、「基盤整備」の段階に比べ、さらに多くの効果を生み出すことが出来るでしょう。

グループウェアについては「グループウエアの活用」を参照してください

3.「経営革新」の段階
経営の更なる革新をするために、有効なITの手法として、ネットワークシステムの構築や情報システムの構築があります。
ネットワークシステムの構築は、企業間取引に、情報システムの構築は、社内の経営資源を積極的に利活用することにより、多くの業務が統合され、IT利活用の効果を最大化することが可能となります。

中小企業庁「中小企業IT化推進計画U」について
http://www.chusho.meti.go.jp/it/040322it_keikaku2.htm

 

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