下図は上記で説明したProxyサーバの各機能の仕組みを表しています。
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プロキシー機能 |
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プライベートIPアドレスを持つホストAからはWWWサーバには直接アクセスできないためProxyサーバに代理接続を要求
グローバルIPアドレスを所有するProxyサーバはホストAの要求を受け実際にWWWサーバにアクセス
WWWサーバからの結果をProxyサーバがホストAに返す
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キャッシュ機能 |
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ホストAからWWWサーバ上のaaa.htmlをProxyサーバに要求
Proxyサーバ上のキャッシュにはまだaaa.htmlがないためProxyサーバがホストAに代わってWWWサーバにアクセス
WWWサーバから送られたaaa.htmlは一度Proxyサーバに送られキャッシュディスクに保存
ProxyサーバがホストAにaaa.htmlを送信
ホストBが同じWWWサーバ上のaaa.htmlをProxyサーバに要求
今度はProxyサーバ上のキャッシュディスクにaaa.htmlが存在するため、ProxyサーバはそのデータをホストBに送信
このことは、ホストBは高速なレスポンスを得ることができ、かつ、ネットワークに重複したデータアクセスをなくすことになります。
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