おもしろインターネット活用講座 千葉県産業振興センター
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スパイウェアとは


  2.スパイウェアとは?

 スパイウェアとは?

 パソコン内部には、インターネットへのアクセス履歴、OS・ブラウザのバージョン情報等、所有者のパソコンの「状態」を把握することができるたくさんの情報が入っています。それらの個人情報を、無断でスパイするプログラムがスパイウェアです。ただ、スパイウェアといっても合法的なスパイウェアでは、これらの情報を収集し、外部へと送信することで、ユーザーが関心を持つジャンルがある程度特定でき、ユーザーのニーズを探りだして、バナー広告の効果を高めるために利用しています。
 一方、パソコン内部には上記の内容より重要性の高い情報で、例えば、「氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどの個人情報」「ユーザーIDやパスワード」「クレジットカード番号」等が入っています。違法性のあるスパイウェアでは、こうした重要性の高い情報を特に収集し、インターネットを通じて特定のサーバー等へ送信してしまいます。(図1参照)
スパイウェアの特徴
図1 スパイウェアの特徴

 ウィルスとの違い

 スパイウェアとウィルスの違いについては、その定義が非常に微妙です。大きな違いの一つが「感染するかどうか」です。スパイウェアは基本的には他のPCに感染しません。一方、いわゆる「トロイの木馬」といわれる、パソコンの中に入り込んで情報を送信したり、パソコンを乗っ取って遠隔操作を可能にしたりするウィルスとスパイウェアとの区別は極めて微妙です。

スパイウェアとトロイの木馬の位置付け
図2 スパイウェアとトロイの木馬の位置付け



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1.はじめに 戻る
-- 目次 --
1.はじめに
2.スパイウェアとは?
3.スパイウェアの見分け方
4.スパイウェアのセキュリティ対策
5.まとめ

3.スパイウェアの見分け方
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