おもしろインターネット活用講座

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安全な常時接続のすすめ


  1.常時接続についてのおさらい

 常時接続とは、常時インターネットに繋ぎっぱなしの接続方式です。現在の常時接続は、「ブロードバンド」と呼ばれ、 高速インターネット接続が一般家庭でも可能な低料金で提供されています。
 「ブロードバンド」のメリットは、高速で低料金の他に、今までの低速回線では実用性がなかった、動画や音楽のストリーミング配信・ IP電話・一般家庭でダイナミックDNSを利用することにより個人サイトの立ち上げなどの数多くのことがらが実現可能になります。
しかし、インターネットの世界では悪意を持った利用者がいることを忘れてはいけません。高速通信で常時接続により悪意をもった利用者に より攻撃を受けやすい状況となっています。
現在のところ悪意をもった利用者を締め出せればよいのですが、なかなか難しいのが現状となっています。
 従って、安全に常時接続を楽しむためには自己防衛が必要になります。魅力的な、「ブロードバンド」も悪意を持った利用者に攻撃を受ける ことにより、一瞬で悪夢に変わります。ウィルス感染やファイル削除もしくはパソコン機能に支障をきたすこともあります。
 魅力的なインターネットをより楽しく利用するために、安全な常時接続の知識を身に付けましょう。


 常時接続の種類

 常時接続にはいくつかの種類があります。
 既存の電話回線を利用したADSL、ケーブルテレビを利用したCATV、光ファイバーを利用したFTTH、無線通信を利用した ワイヤレスなどがあります。また、若干通信速度が落ちますが、ISDN回線やPHSを利用した接続もあります。一般家庭で導入する場合は、 その地域で提供されている種類や回線接続に付加されているサービスや値段から選択することができます。

表1 ブロードバンドの種類
種類 通信速度 特徴
ADSL 上り
1.5〜12Mbps程度

下り
512Kbps程度
・現在主流となる「ブロードバンド」接続の種類である。
・上りと下りが非対称通信速度となり、一般的に通信量の多い下りの通信速度が 高速となっている。
・既存の電話回線(メタル)を利用する接続形態となり、比較的簡単に導入でき、音声帯と別周波数を利用することで、データ通信と音声通信(電話)が同時に利用できる。
・距離や回線品質に影響を受けやすく長距離での接続には向いていない。
CATV 512Kbps〜10M程度
※CATVサービスにより通信速度はまちまちである
・CATV事業者によりさまざまなサービスが提供されている。
・回線品質などによる影響が受けずらい。
FTTH 10Mbps〜100Mbps程度 ・導入や通信価格が高額である。
・安定した超高速通信が可能である。
フレッツISDN 64Kbps ・低速通信となるが、比較的提供エリアが広い
・導入が簡単である。
ワイヤレス 1.5〜2Mbps程度 ・無線接続となるため、回線による制約がない。
・サービスエリアが狭い
PHS 32Kbps〜128Kbps ・接続装置が小型のためモバイル環境で利用できる。
・PHS通信可能エリアでは、どこでも接続可能となる。



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目次 

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1.常時接続についてのおさらい
2.常時接続は危険がいっぱい!
3.常時接続のセキュリティ対策

2.常時接続は危険が
いっぱい!


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