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千葉県産業情報ヘッドライン

「千葉県産業情報ヘッドライン」バックナンバー
【連載特集】

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  千葉県の地域資源を最大活用!新たなビジネスチャンスをつかむ方法
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              第1回 【商工】における地域資源活用

 千葉県内の各地域には、優良な農林水産物、鉱工業品やそれに係る技術、
そして観光資源などの地域資源が数多く存在しており、それらの地域資源を
活用して生産・販売活動を営んでいる県内中小企業も多く存在しています。

 一方で、事業をとりまく環境変化によって地域資源を活用する優位性が
低下してきており、これらの中小企業で苦境に立たされている企業も多く
なっています。

 このようななか、千葉県内の地域資源を活用し、環境変化に対応しようと
積極的に事業展開している企業も存在しています。

 今回の連載では、それらの事例を紹介しながら、地域資源活用のポイントを
4回にわたり解説していきます。

 今回は第1回目として、商業および工業における地域資源(食品加工品、
金型、工芸品等の鉱工業品やそれに係る技術)を活用した事例を紹介します。

 清酒「腰古井」の銘柄で知られる「吉野酒造株式会社(勝浦市)」は、
地域産業資源活用事業計画の認定(※1)を受けて、地元の「梅」「夏みかん」
などの果樹類を利用したリキュールを開発・販売しています。
(中小機構HP J-Net21より)

(※1 中小企業地域資源活用促進法に基づく事業で、地域資源を活用した
新商品・新サービスの開発・市場化のための事業計画が国から認定されると
補助金や低利融資等の支援が受けられます)

 事業計画は、地域資源の一つである純米吟醸原酒(千葉の清酒)を活用して、
「無添加梅酒」などを製造・販売するものです。

 また、果樹のオーナー制度(※2)を取り入れ、地元宿泊施設や
地元梅・果樹農家などと連携して、消費者自らが収穫した梅・果樹等を漬ける
オリジナルのリキュールも製造するとしています。

(※2 オーナー制度とは、消費者が果樹を購入・栽培する制度です。
農家が代行して栽培・収穫を行い、収穫物は消費者に届けられるケースも多い
ようです)

 この取組みでは、消費者への体験事業を通じて当社の製品を販売し、自社
だけではなく、地域の他業者の活性化にも寄与するものと期待できます。

 この事例から見えてくる「地域資源活用のポイント」を探っていきましょう。

1.新たな用途の開発

 商業および工業における地域資源活用としては、既存の鉱工業品やそれに係る
技術の「新たな用途の開発」が主なものとなります。

 事例では、若者の清酒離れなどによって清酒需要が低迷しているなか、
新たな清酒の用途として梅酒などのリキュールづくりに活用することによって、
清酒の需要を高めようとする目的もあります。

 従来、梅酒造りにおいては焼酎甲類を主に用いていますが、近年清酒を用いた
梅酒が多くなってきており、そのまろやかな飲み心地から特に女性からの人気が
高まっています。

2.売れる製品づくりのポイント

 売れる製品づくりのポイントとして、「ヒト」「モノ」「コト」の3つの要素を
あげることができます。

(1)「ヒト」:顧客ターゲットの明確化
 
 顧客ターゲットを女性に設定し、女性を中心に需要が伸びてきている梅酒等の
リキュールの開発を行っています。

(2)「モノ」:製品特性、機能等による他製品との差別化

 地元農家と連携して無添加の「梅」や「夏みかん」などを活用したリキュール
づくりを行うことによって、他地域の製品との差別化を図っています。

(3)「コト」:開発経緯、文化、歴史、製造方法等のストーリー性

 果樹のオーナー制度を取り入れ、原材料を消費者自らが収穫し、その収穫物を
漬けるオリジナルのリキュールを製造するといったストーリー性を取り入れる
ことによって付加価値をつけています。


 このように商業および工業における地域資源活用としては、既存の地域資源の
新たな用途開発を目指し、「ヒト」「モノ」「コト」の3つの要素を考慮しながら
製品づくりに取り組んでいくことがポイントとなります。

 次回は、「【農業】における地域資源活用」について解説します。




               第2回 【農業】における地域資源活用

 千葉県は温暖な気候と農業者の高い技術と意欲に支えられ、農業産出額全国
第4位(1位北海道、2位茨城県、3位鹿児島県、2〜4位は僅差)と全国屈指の
農業県として、県内だけでなく全国の消費者に新鮮でおいしい農産物を届けています。

 今回は第2回目として、農業における地域資源の活用のポイントを事例を含めて
紹介します。

 農業における地域資源活用のポイントも、第1回目でお話しさせていただいた
商業および工業における地域資源活用のポイントと基本的に変わりはありません。

 「ヒト」「モノ」「コト」の3つの要素を取り入れた売れる製品づくりが
重要となります。

 ただし、3つの要素それぞれに特色がありますので、今回は以前山武市商工会さん
の全国展開事業で専門家としてお手伝いし、製品開発・販売にまで至り、現在も
売れている「さわやかいちご酢」を事例に説明いたします。


1.「ヒト」:顧客ターゲットの明確化

 製品開発でまず必要なのは顧客ターゲットの設定です。

 今回は主に食品に関する製品づくりがメインとなりますので、やはり顧客ターゲットは
消費をリードする女性をターゲットとすることが望ましいと考えます。

 そして、若い女性なのか、中高年齢の女性なのか、また、食べ歩きのために購入
するのか、自家消費のためか、はたまた大切な方へのギフトとして購入するのかなど、
誰に何のために購入していただくかなどの製品コンセプトの設定が重要となります。

 製品コンセプトを明確化することによって開発製品に対するニーズも明確になり、
売れる製品づくりにつながっていきます。

 「さわやかいちご酢」の事例では、東京在住の中高年齢の女性が、お友達や夫婦で
山武市に「いちご狩り」等の観光に来て、お友達や家族へのお土産として買って帰る
ことを想定して開発しました。


2.「モノ」:製品特性、機能等による他製品との差別化

(1)品質面

 食品としての魅力を高めるためには、「美味しい」「健康」「安心安全」が
キーワードとなります。
 
 まずは美味しくなければ話になりません。他の機能面が優れていたとしても、
美味しくなければ継続的に売れることは困難でしょう。

 そして、女性にとって関心が高い「健康」「安心安全」もおさえておきたい
ところです。

 「さわやかいちご酢」の事例では、開発事業の中でも消費者アンケートを
とりましたが、一般消費者から味の面で大変高い評価をいただきました。

 また、そもそもお酢ですから「健康」面に関してもアピールでき、「安心安全」面
においても無添加で、原材料のいちごも山武市成東観光苺組合生産者の中で減農薬に
注力した生産者のいちごのみを使用しているなど、こだわった製品づくりを行っています。


(2)原材料調達面

 現実的には大量生産ができませんので、加工費が高くなってしまう傾向にあります。

 従って、一般的には地域資源を活用した製品は売価を高く設定せざるを得ず、
道の駅等のお土産としての販売が多くなっています。

 そこで産地としての優位性を発揮し、市場にあまり出回らない規格外等の原材料を
低価格で仕入れ、少しでも売価を安くして、買いやすい価格を実現させることがポイント
となります。

 「さわやかいちご酢」の事例では、山武市成東観光苺組合員の中で、有志の生産者の
ご協力を得て、ゴールデンウィーク明けの需要低迷時に、良心的な価格で調達させて
いただきました。


(3)パッケージ

 製品を包むパッケージも製品を構成する重要な要素の一部です。

 パッケージの魅力によって売れ行きが左右されると言っても過言ではありません。

 製品コンセプトにあった魅力あるパッケージを開発することは大変重要となります。

 「さわやかいちご酢」の事例では、開発事業の中ではデザイナーも参画して魅力の
ある製品化が実現できましたが、販売時点ではコスト面を考慮されたのか、残念ながら
違うものとなってしまいました。

 私の義理の母親が、試作品を見てお友達へのギフトとして大量に購入したのですが、
実際に送られてきた製品を見て大変がっかりしたことを記憶しています。


3.「コト」:開発経緯、文化、歴史、製造方法等のストーリー性

 開発された製品を売るためには、製品の背景にあるストーリー性が大変重要と
なります。

 ターゲットとなる顧客にとって、心動かされる開発経緯や地域文化との関わり、
そして、こだわりの製法等は、売場で製品を手にとっていただけるかどうかに大変
影響を及ぼします。

 「さわやかいちご酢」の事例では、地元の山武市成東観光苺組合のこれまでの
活動努力や行政の支援等によって、旧成東町(現在の山武市)のいちご狩りが有名で
あり、1月からゴールデンウィークまでは多くの観光客を地域に誘引しているといった、
恵まれた環境が背景にあります。

 このように農業における地域資源活用においても、「ヒト」「モノ」「コト」の
3つの要素を考慮しながら製品づくりに取り組んでいくことがポイントとなります。

 次回は、「【観光】における地域資源活用」について解説します。




       第3回 【観光】における地域資源活用


  千葉県は温暖な気候と海、里山等の豊かな自然、歴史的資源や文化、そして、
農林漁業に支えられた地域資源など、多くの観光資源に恵まれています。一方で、
地域の少子高齢化が進行しているなか、地域経済を活性化させる戦略として、
各市町村では積極的に交流人口の増加をはかる観光振興に取り組んでいます。

 今回は第3回目として、観光における地域資源の活用のポイントについて
事例を含めて紹介します。

 観光における地域資源活用のポイントも、売れる商品づくりに変わりはありません
ので、これまでお話しさせていただいた「ヒト」「モノ」「コト」の3つの要素を
取り入れた商品づくりが重要となります。

  また、以前神崎町商工会により実施された小規模事業者新事業全国展開支援
事業におけるモニターツアーの企画にあたり、専門家として支援しましたので、
事例として紹介いたします。

(参考:小規模事業者新事業全国展開支援事業とは)
http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/g_book/h22/gb165.html



1.「ヒト」:顧客ターゲットの明確化

 観光商品づくりでまず重要なのは顧客ターゲットの設定です。具体的に誰に
来てもらい、どの様に楽しんで帰っていただくかのコンセプトづくりが必要と
なります。観光商品はニーズがあって初めて成立するものであり、観光ニーズは、
大人と子供では違うし、性別によっても異なってきます。従って、まずターゲットを
選定し、そのターゲットのニーズに適合する観光商品を企画していきます。

 神崎町の事例では、味噌、醤油、清酒等の多くの発酵食品の製造所があり、地域の
食文化としても定着している発酵をテーマにした「発酵の里こうざき」といった
コンセプトが既に確立されていました。従って、モニターツアーの企画においては、
東京在住の「健康」や「発酵食品」に興味のある中高年齢の女性が、お友達や夫婦で
神崎町に「発酵食品づくり」等の観光に来て、お友達や家族へのお土産として
発酵食品関連商品を買って帰ることを想定して開発しました。


2.「モノ」:地域特性等による他地域との差別化

(1)5つの観光要素
 観光商品づくりにおいては、観光に欠かせない要素を取り入れた商品づくりが
求められます。観光に欠かせない要素としては「観る」「買う」「食べる」「泊まる」
「体験する」の5つが考えられます。

 この5つの要素のうち、特に近年注目され旅行業者も観光ツアー商品のなかによく
導入しているものが「体験する(遊ぶ)」です。地域固有の生活と文化に直に触れる
ことができる体験型観光が人気を集めていますが、これは多くの日本人が既に国内外の
様々な観光を経験しており、単なる「観る」「買う」「食べる」「泊まる」だけでは
飽き足らなくなったこと。「体験する(遊ぶ)」以外はある程度代わりがきくが
(本物にはかなわないまでも)、「体験する(遊ぶ)」はそこでなければ体験できない
ものが多く、常に新鮮さがあること。そして、人間が本来もっていると思われる
「勉強したい」「学びたい」という欲望を満たすことができるためと考えられます。


(2)ネットワークづくり(観光ルート開発)

 観光商品づくりにおいては観光ルートを構成するネットワークづくりが必要となります。
そして、ネットワークづくりには、地域内のネットワークづくりと地域を越えた他地域との
ネットワークづくりがあります。

 まず、地域内ネットワークについてですが、観光振興には地域の住民、農業、商業、
サービス業、飲食業、行政など多方面にわたって協力体制を確立することが重要です。
そして、具体的な観光ルート開発にあたっても、各方面の事業者等が自分の得意な
持ち味を出し合うことによって総体的に魅力のある観光商品が生まれることが
期待できます。

 また、ネットワークづくりにおいては、得てして地域内だけで観光ルートを完結
したいと考えがちですが、観光客側にとっては「房総半島」「外房」といった広い
範囲での観光をイメージしている場合が多く、観光振興に力を入れている他地域との
連携によってより魅力のある観光ルートを開発し、まずは当該地域を知ってもらう
努力をすることが大変重要であると考えます。

 神崎町の事例では、

「神崎神社」(参拝・祈祷体験)→「わくわく西の城」(味噌造り体験)
 →「亀家食堂」(発酵をテーマにした昼食)→「鍋店 神崎酒造蔵」(酒蔵見学と試飲)
  →しいたけ狩り(炭火焼きでの試食体験)

と「体験(学習)」要素を盛りだくさんに詰めたモニターツアーを実施し、参加者からも
アンケートにおいて好評でした。

3.「コト」:文化、歴史、楽しみ方

 魅力のある観光商品づくりにおいては、ターゲットとなる旅行客にとって興味のある
テーマ性をコンセプトや企画に盛り込むことが重要となります。現在の旬な旅行商品
としては「世界遺産」に登録された「富士山」といったところでしょうか。

 近年の旅行のテーマとしては、「癒やし」「健康」「環境」「ふれあい」などの
ソフト面が注目されているようです。

 神崎町の事例では、「発酵」と「健康」には密接な関連があり、いつの日か
「発酵の里こうざき」が全国でも注目される観光地となることが期待されます。

 このように観光における地域資源活用においても、「ヒト」「モノ」「コト」の
3つの要素を考慮しながら観光商品づくりに取り組んでいくことがポイントとなります。

 次回は、「地域資源で商売をしたい方必見!公的支援事業のご案内(公的サービス
有効活用編)」について解説します。





   第4回 地域資源で商売をしたい方必見!公的支援事業のご案内
            (公的サービス有効活用編)


 これまでの3回は、【商工】【農業】【観光】における地域資源活用のポイントを、
千葉県内の事例を紹介しながら解説してきました。

 今回は第4回目として、そして、最後の回として、公的支援事業を活用した
地域資源活用のポイントについて紹介します。

 そこでまず紹介したいのが、千葉県において今年8月から新たにスタートした
「圏央道を活かした地域産業活性化事業」です。

 これは今年の4月に首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の東金JCT〜木更津東IC間
(42.9km)が開通し、千葉県内の交流の促進だけでなく、東京都や神奈川県から
東京湾アクアラインを活用しての千葉県内への観光客のさらなる流入が期待
されており、そのチャンスを県内中小企業者等に活かしてもらうべく、千葉県が
新設した地域資源を活用する事業です。

 事業の概要等は下記の通りです。

1.事業の概要

 圏央道の開通によるアクセス向上やネットワーク効果を活かし、千葉県内各地に
ある地域資源を活用した新商品・新サービスの開発・事業化に取り組む中小企業等を
支援し、地域の特性を活かした地域産業の振興を図る。

【県内の地域資源とは】
千葉県には、290に及ぶ県が指定した地域資源がある。(平成25年3月26日現在)
http://www.pref.chiba.lg.jp/sanshin/renkei/chiikishigen/documents/20130326chiikishigen290.pdf 


2.支援対象企業・団体

 中小企業者等、農林水産事業者等、各協同組合等
 (ただし、県内に事業所・事務所を持つ方に限る)


3.事業内容

【地域産業活用アドバイザーによる相談】

・新商品・新サービスの企画・開発
・新商品の販路先の開拓
・連携先のコーディネート
・国や県の支援制度に関する情報提供 など

【専門家派遣による支援】

・事業者が抱える課題(商品開発、デザイン、マーケティングなど)の解決に
適した専門家を派遣


4.費用

・地域資源活用アドバイザーによる相談・・・無料
・専門家派遣による支援・・・無料 (最大5日)


5.お問い合わせ先

(公財)千葉県産業振興センター 経営支援部 活性化支援室 
住所:〒261-7123千葉県千葉市美浜区中瀬2-6-1 WBGマリブイースト23階
電話:043-299-1078 ファクス:043-299-3411
E-Mail: chiikisangyo@ccjc-net.or.jp 


 既に地域資源を活用した新商品・新サービスの開発・事業化のシーズをお持ち
の方であれば、当該事業を活用しない手はありませんね。

 また、アイデアの段階でも気軽に問い合わせてみて、当該事業を活用すること
によってアイデアを事業化に組み立てていくことも可能だと考えます。

 また、これまでもお話ししたように、商品が売れるかどうかについては、
そのパッケージに魅力があるかどうかでも大きく影響します。

 当該事業におけるデザイン等の専門家派遣を通じて、デザイン作成のノウハウ
を学び、商品の魅力を高めるパッケージデザインができれば、売れる商品に
近づきます。

 そこで、これまで様々な商品開発に携わった者として、この様な支援事業を
活用するポイントをいくつか紹介します。

 支援を受ける項目としては、商品開発そのもの、事業計画づくり、販路開拓
などに分かれます。

 まずは商品開発ですが、どうしても限られた視野で開発を進めていくと、
独りよがりな商品づくりになってしまいます。

 従って、これまでもお話ししたように、顧客ターゲットを明確化し、その
ニーズに対応する商品づくりを進めることによって、商品の魅力が高まって
いきます。
 
 商品開発にはこの商品企画が大変重要ですので、広い視野を持ち合わせた
アドバイザーや専門家のアドバイスを受けることは、大変役立ちます。

 また、実際の開発に当たっては、技術、原材料、デザイン等々、様々な
専門的な知識が必要になってきますので、全てを自分で抱えるのではなく、
専門家に気軽に相談することもポイントとなります。


 次に、事業計画づくりですが、計画がなければ成り行きの開発、成り行きの
生産、成り行きの営業など、結果として利益に結びつくかは、はなはだ疑問と
なります。

 事業計画で重要なのがスケジュールづくりと収支計画となりますが、計画に
基づく進捗管理も重要となってきます。

 計数面も含めて事業計画づくりを専門家等にアドバイスをいただくことは
有益であると思います。


 そして、販路開拓です。商品を開発したのは良いけれど、売上になかなか
結びついていないケースが多いのも現実です。

 取引先開発や代理店開発など、営業面において専門家の支援を受けることは
大変有効となります。

 是非このチャンスを活かし、地域資源活用による事業化を進めてみてください。



                           今井経営事務所 代表 今井 和夫
                                                      (中小企業診断士)



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