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千葉県産業情報ヘッドライン

「千葉県産業情報ヘッドライン」バックナンバー
【連載特集】


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         成長する訪日外国人市場を自社のビジネスチャンスに!
      地域資源を活かして、外国人の心を捉えるサービス・商品とは?
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             第1回 外国人旅行者から見た日本の魅力とは?

 昨年は、富士山や和食のユネスコ世界遺産登録、2020年東京でのオリンピッ
ク・パラリンピック開催決定や、訪日外国人旅行者数が初めて年間1000万人を
超えるといった出来事が重なり、観光関連業種に限らず、様々な業界に従事す
る方々が訪日外国人旅行者市場を意識し始めた時期といえます。

 とはいえ、これまで海外取引や外国人との接点がなかった方には、ビジネス
チャンスだと感じても、自社のビジネスにどう活かせばよいか、悩んでいらっ
しゃる方も多いのではないでしょうか。

 そこで、今回から4回にわたり、成長する訪日外国人旅行者市場をビジネス
チャンスとして、この機会をどのように捉えるかをお話していきます。

 第1回目のテーマは、「外国人旅行者から見た日本の魅力とは?」です。

 外国人から見た日本の魅力とは、どんなものなのでしょうか?

 まず、日本を訪れる外国人に人気の観光スポットから見てみましょう。
 世界最大の旅行口コミサイト、トリップアドバイザーが発表した「外国人
に人気の日本の観光スポット2014」によると、1位〜7位までは、京都や奈良
の寺社など、日本の代表的な観光スポットが並んでいます。
 ところが、8位に「意外」と言ったら失礼かもしれませんが、日本人には
予想外のスポットの1つ目が登場しています。

 この全国8位とは、このランキングで東京都、及び首都圏で一番人気の観光
スポットとなります。
 さて、どこでしょうか?
 東京の観光スポットと言えば、浅草寺か、スカイツリーでしょうか?

 いえいえ、答えは、「新宿御苑」です!
 外国人旅行者が投稿した口コミを見ると「美しい広大な庭園」、「周囲の
にぎやかな街の喧騒から離れて、とても静か」、「トイレも清潔で、管理が
行き届いているわりに、手頃な入場料金」といった点を評価するコメントが
多くみられます。

 他にも、14位 嵐山モンキーパークいわたやま(京都市)、16位 ロボッ
トレストラン(東京都新宿区)、21位 地獄谷野猿公苑(長野県山ノ内町)、
24位 渋谷センター街(東京都渋谷区)、と日本人には思いもよらないスポッ
トが上位にランクインしています。
 どれも歴史ある名所旧跡、世界遺産に登録された観光地、あるいは大型の
観光施設ではありませんが、いずれも外国人にとって、日本ならではのもの
が見られる、体験できる場所なのです。

 中でも、21位の地獄谷野猿公苑は、雪の中、温泉につかってリラックス
するお猿さんが見られると、外国人スキー客等から知られるようになりま
したが、長野駅から電車とバスを乗り継いで1時間半、更に、駐車場から
お猿さんの温泉がある場所まで、15分歩いていきます。
 冬の時期は、雪の中を歩くこともあるのでしょうが、外国人旅行者には、
そこまで大変な思いをしてでも見てみたい、日本ならではの光景なのです。

 あるいは、観光スポットだけではなく、日本の「食」についても似たよう
な傾向がみられます。

 日本で「日本食を食べる」ことを楽しみにする外国人旅行者も多いですが、
ここでも意外な日本の魅力が外国人に人気となっています。
 検索エンジンGoogleで、英語で検索される頻度が高い和食メニューのラン
キング上位には、スシ、サシミ、テンプラと並んで、エダマメ、ラーメン、
ヤキソバと言った庶民的なメニューも入っているそうです。

 外国人が感じている日本の商品や観光地の魅力、日本という旅行先に外国
人が求めるものは、日本人が真っ先に思い浮かべるような有名観光地や、
食べ物でいえば寿司のような「正統派」の日本だけではなく、意外と身近
なものや、日本人には予想外のものも含まれていることがお分かりいただ
けたでしょうか。

 「うちの地域には大して魅力的なものがない」、「こんな不便な場所まで
外国人が来るわけがない」と思っていらっしゃる皆様の地域にも、近い将来、
外国人旅行者に人気となりうる「宝物」(地域資源)が眠っているかもしれ
ません。
 ぜひ、外国人になったつもりで、改めて身近な地域を見まわしてみて下さい。

 次回からは、地域の資源を活かして、訪日外国人旅行者市場にどのよう
にアプローチをしていけばよいかをお話いたします。

 観光資源を含めた、千葉県内の地域資源を活用した新商品・サービスの開発、
販路開拓等に関するご相談に、地域資源活用アドバイザーが対応しております。
 詳しくは、こちらのリンクをご覧ください。

http://www.ccjc-net.or.jp/contents_detail.php?frmId=1501&frmCd=22-1-0-0-0






  第2回 自社の強み、地域資源を活かして、訪日外国人旅行者市場を開拓!

 前回は、皆様の地域にも外国人にとって魅力的な観光資源が眠っているかも
しれないというお話をしました。
 訪日外国人旅行者市場の開拓に取りかかる前に、まずは、観光資源となりう
る地域の魅力や自社の強みを洗い出しましょう。
 地域に在勤・在住の外国人、留学生がいれば、故郷の家族・友人に紹介した
いのはどんなところか、聞いてみるのも良いでしょう。

 外国人旅行者と一口に言っても、出身地域・国、宗教、文化など様々であり、
一方で、日本という旅行先も、北海道から沖縄まで、多種多様な自然環境や
文化、地域の魅力があります。
 外国人旅行者が日本に求めている観光資源や体験、及び、旅行形態や消費
行動特性もそれぞれ客層により異なります。
 ただやみくもに営業活動を行ったり、単純に訪日旅行者数が他国と比べて
多い、成長率が高いといった理由だけでターゲットを決めるのではなく、自社
の強みや地域資源をより活かせる客層を検討して、ターゲットに設定すること
が重要です。

 主要各国からの外国人旅行者の傾向や旅行消費行動特性を知るには、観光庁
のホームページで公表されている「訪日外国人消費行動調査」が参考になります。

(HPアドレス)http://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/syouhityousa.html

 また、最近では、テレビ、新聞、インターネット記事等でも、外国人旅行者
の嗜好や消費行動に関する情報が増えていますので、注目してみるとよいで
しょう。

 特定の地域・国や、旅行者の年代、旅行形態などターゲットとする客層を
想定し、その客層のニーズや消費行動の特性を理解につとめ、それに応える
ことが、外国人旅行者の受入れ体制を整える、PR・販促活動を行う際のポイ
ントとなります。

 北海道の北端にある「うたのぼりグリーンパークホテル」をご存知でしょうか。
 テレビの情報番組などメディアで取り上げられているのを、ご覧になった方
も多いかもしれません。
 「うたのぼりグリーンパークホテル」さんには、経営資源として広い大宴会
場と、タイの旅行会社に通じるご縁の人脈があったそうです。
 そして、ホテルが位置する枝幸町という地域の資源として「雪」がありま
した。
 冬場は氷点下10度以下にもなる厳しい気候で北海道でも有数の豪雪地帯です。
 一方、タイは熱帯気候で、タイの人にとって「雪」は日本で体験してみたい
ものの一つなのです。
 富山県の立山黒部アルペンルートの雪壁も、先駆けてタイ人に人気の観光地
となっていました。

 「うたのぼりグリーンパークホテル」さんが、タイの旅行会社のツアーを
受入れ始めた頃は日本を訪れるタイ人旅行者の数は20万人足らずと、昨年(2013年、
45万人)の半分以下でした。
 メディアでも度々紹介されている大宴会場での日本文化体験イベントは、
現地の旅行会社の要望を聞き、タイからの旅行者が日本に求めているものを
提供したものです。
 当初から、タイだけではなく他の国からのお客様のニーズにも同時に対応
しようとしたら、あのようなタイの人の心を掴むサービスは実現しなかった
かもしれませんし、別の国をターゲットにしていたら、それほど外国人旅行者
の数も増えなかったかもしれません。

 このように、自社の強みと地域資源に合った客層にターゲットを定め、提供
するサービスや販売促進、営業活動など、限られた資源をターゲット客層に集
中することで、訪日外国人旅行者の心を捉える効果が高まるのです。

 次回からは、訪日外国人旅行者市場のターゲット客層に、どのようにアプ
ローチをしていけばよいかをお話いたします。

 観光資源を含めた、千葉県内の地域資源を活用した新商品・サービスの開発、
販路開拓等に関するご相談に、地域資源活用アドバイザーが対応しております。
 詳しくは、下記リンクをご覧ください。
http://www.ccjc-net.or.jp/contents_detail.php?frmId=1501&frmCd=22-1-0-0-0






        第3回 成功のカギは、外国人目線での情報提供 

 前回は、訪日外国人市場の販路開拓の前に、まずは自社の強みと地域資源に
合った客層をターゲットとして設定しましょうというお話をしました。
 今回は、そのターゲット客層へのアピールについてお話をします。

 海外在住のお客様に効率よくアピールするためには、やはり外国語のウェブ
サイトは不可欠です。
 すでに作成している企業もあるかと思いますが、 日本語版をそのまま翻訳
しただけでは、外国人とっては十分でないことがあります。
 外国人目線で必要な情報を分かりやすく掲載し、必要な機能を外国語で提供
しなければ、せっかく興味を持ってくれた潜在的なお客様を失いかねません。

 では、どのような点に注意して情報提供すると良いでしょうか。

1)足りない情報を補う

 日本人には当たり前のことでも、育った環境や文化が違う外国人は全く知ら
ないこともあります。
 例えば「松茸」と聞くと、日本人は「高級な秋の味覚」という連想ができま
すが、多くの外国人は松茸を知りません。
 そこで例えば「日本人を魅了する希少な季節の高級食材」という説明を加える
と、これまで松茸を知らなかった外国人も食べてみたいと感じることでしょう。
 「ガイドがOO分間説明」、「試飲はO種類」、「見学には最低XX分必要」と
いったように数字を使った情報も、誤解が生じにくく、サービスの内容を
具体的にイメージするために有効です。

2)価値観や好みの違いに配慮する

 第1回目の連載で、日本人には意外なところに、外国人は魅力を感じると
いうお話をしました。
 過去に訪れた外国人の感想や地元在住の外国人の方の意見を聞くなどして、
外国人が魅力と感じる点を中心にアピールしましょう。
 最近はテレビ番組や、新聞・インターネット記事等でも、外国人旅行者の
嗜好や消費行動を取り上げることが増えていますので、身近に意見を聞く外国
人がいない場合は、日本のどのような点に興味を持っているのか知るために
参考になるでしょう。

3)訪問に必要な情報、手段を外国語で揃える
 
 行きたいと思ったら次は、実際に心配や不安なく訪問できるように、営業日・
時間、予約方法等、訪問に必要な情報や予約機能等、必要なものを外国語で
用意しましょう。
 交通手段は、空港や主要鉄道駅、国際展示場等、外国人が頻繁に利用する場所
から最寄り駅までの移動方法や所要時間、交通機関の運行頻度が分かると親切
です。
 交通機関の外国語のサイトがあればリンクを貼っておくと、さらに喜ばれる
でしょう。

 そして、訪日旅行者を対象とする旅行会社やメディア、又は展示会等で、営業
やPR活動を行う際も、必要な情報が掲載された外国語のサイトがあることが前提
です。
 商談相手が後で振り返る時や、上司や同僚、お客様と情報共有する際にはイン
ターネット上の情報が必須です。

 また、訪問して満足したお客様がSNSや口コミで訪問先を紹介する際もウェブ
サイトと共に情報共有をすることが多いですので、サイトから魅力や訪問に
必要な情報がきちんと伝われば、当事者の知らないところで潜在的顧客が増
える結果となります。

 ウェブサイトは立派な営業マンというのは海外市場相手の場合はなおさら
です。
 見た目はシンプルなサイトでも、必要な情報が分かりやすく掲載されてい
れば、訪日外国人旅行者の顧客獲得には有効です。
 外国語のホームページを制作する業者さんも増えていますので、以上のよ
うな点に注意して依頼しましょう。
 多少の出費は必要とはなりますが、しっかりと分かりやすいホームページが
あれば、訪問者数の増加だけでなく、現場に外国語の達者なスタッフが少なく
ても、外国人旅行者が不安や混乱なく、楽しんでいただくためにも有効です。

 東京都中央区の人形町駅近くにある相撲部屋『荒汐部屋』には、毎日多く
の外国人観光客が朝稽古の見学に訪れるそうです。
 近くに外国人が泊まるホテルが多いわけでもなく、広告宣伝もしていない
でしょうが、稽古見学について英語で紹介した公式ウェブサイトを見ると
人気の理由が分かります。
 相撲に興味を持った外国人が、心配や不安なく見学するために必要な情報
が全て、シンプルな英語で分かりやすく記されています。
 英語があまり得意でないという方も、ぜひ、一度、参考に見てみて下さい。 
http://arashio.net/tour_e.html

 次の最終回は、いざ地域を訪れた外国人旅行者のお客様に満足していただ
くにはどうしたらよいかをお話いたします。

 観光資源を含めた、千葉県内の地域資源を活用した新商品・サービスの開発、
販路開拓等に関するご相談に、地域資源活用アドバイザーが対応しております。
 詳しくは、こちらのリンクをご覧ください。
http://www.ccjc-net.or.jp/contents_detail.php?frmId=1501&frmCd=22-1-0-0-0






      第4回 英語苦手の意識は、おもてなしの心で乗り越える

 最終回の今回は、いざ地域を訪れた外国人のお客様に満足していただくには
どうしたらよいかをお話します。

 「英語が苦手で、日本語が話せない外国人が来店したら、どうしていいかわ
からない。」と感じる方も多くいらっしゃると思いますが、コミュニケーション
は、中学や高校時代の英語の試験ではありません。
 間違いなく、完璧な英語である必要は全くありませんので、いくつかの単語
だけ、身振り手振りで、時間がかかっても、最終的に意思の疎通ができればよい
と考えましょう。

 外国の方を目の前にすると緊張して頭が真っ白になってしまったという方も
いらっしゃるかもしれませんが、言葉が通じなくても同じ人間ですので、来店
時の質問や要望は、日本人と共通することも多くあります。落ち着いて、目の
前にいるお客様の様子やジェスチャー、現場の状況から、何を求めているのか
冷静に考えてみましょう。
 「エアコンが効きすぎかも」、「箱の中の商品を見せてほしいのでは」と
いったことが想像できれば、こちらから身振り手振りで提案すると、言葉で
理解しようとするよりも、早くお客様の要望にたどり着くことも多いようです。

 また「話しかけられたら、困る」という気持ちは、自然と相手にも伝わって
しまいます。
 日本で商業施設等を訪れて「歓迎されていない」と感じた外国人も多いと聞
きます。
 英語が分からなくても臆せず、外国人が来店したら日本語で構いませんので、
日本人のお客様の場合と同じように笑顔で挨拶をするだけでも、印象が大きく
違います。

 東京都品川区では、「英語少し通じます商店街」という活動を実施しています。
 おもてなしの気持ちを込めて、外国人観光客を積極的に受け入れる雰囲気を
地域で作ることを目的に、商店街の店舗で挨拶や買い物に必要な短い英語のフ
レーズが使えるよう、来店客役の外国人を相手に簡単な英会話に挑戦したそう
です。
 挑戦したお店の方々は、ちょっとしたことでも、意思の疎通ができた時に、
うれしく感じたことが多かったようです。
 言葉が通じないお客様と心が通じた時、喜んでいただいた時のうれしい経験
で、英語苦手意識は吹き飛んでしまうのではないでしょうか。

 そうはいっても、飲食店のメニュー、サービス施設の館内の案内など、利用
する際に必ず必要な情報は外国語で予め用意しておくのが、現場で接客をする
スタッフ、外国人のお客様、双方にとって安心です。

 単語レベルであれば、最近では、無料で利用できるオンライン辞書やGoogle
の自動翻訳も幅広い分野で対応できるようになっていますので、有料の翻訳サー
ビスを依頼しなくとも、間に合うことも多いです。

 宿泊施設、飲食施設向けには、「日本政府観光局(JNTO)」のホームページ
で、接客の会話事例集や、緊急の際に必要な用語、日本料理の説明等の英語、
中国語、韓国語の対訳表を入手できます。
http://www.jnto.go.jp/jpn/reference/visitor_support/reception/index.html

 また、「2020年オリンピック・パラリンピック大会に向けた多言語対応協議会
ポータルサイト」が開設され、先述の東京都品川区の「英語少し通じます商店街」
プロジェクトをはじめとする各都道府県での多言語対応の取組事例、関連する
情報が掲載されていますので参考にするとよいでしょう。
http://www.sporttokyo.metro.tokyo.jp/multilingual/

 おもてなしの心と最低限の多言語対応ができれば、外国人のお客様にも歓迎
する気持ちが伝わり、安心・快適にサービスを利用して頂くことができるでしょう。
 利用に満足した外国人が、口コミやSNS、旅行情報サイトの投稿で、利用した
施設を紹介、宣伝してくれるケースも多くみられます。
 現在、日本で外国人が多く訪れるスポットには、そのようにして、自社で多額
の広告宣伝費をかけなくとも、外国人旅行者の間に広まって人気となったところ
が多いのです。

 『成長する訪日外国人市場を自社のビジネスチャンスに!地域資源を活かして、
外国人の心を捉えるサービス・商品とは?』連載記事は、今回で最後になります。
 まずは、これまでと少しだけ視点を変えて、身近なところに地域資源が眠って
いないか、外国人が魅力に感じるポイントは何か情報収集し、言葉が通じない
外国人のお客様を歓迎する気持ちを表現することから始めれば、東京オリンピック・
パラリンピックが開催される2020年には、皆様のお店や施設が外国人であふれる
人気スポットになっているかもしれません。

 観光資源を含めた、千葉県内の地域資源を活用した新商品・サービスの開発、
販路開拓等に関するご相談に、地域資源活用アドバイザーが対応しております。
 詳しくは、こちらのリンクをご覧ください。
http://www.ccjc-net.or.jp/contents_detail.php?frmId=1501&frmCd=22-1-0-0-0


           Food Tourism Japan Consulting 代表 井上 朋子
                          (中小企業診断士)

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