社内LANの構築・グループウェアの導入・インターネットへの接続などにより、情報の伝達・共有・活用が効率的に行えるようになってきています。
しかし、最近では「企業内外を飛び交う電子メールの添付ファイルがウイルス感染していた」など、ネットワーク化された情報システムは、
一方で「コンピュータウイルス」の危険にさらされています。
今回は、この「コンピュータウイルス」とその対策の必要性についてご説明します。
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コンピュータウイルスとは |
第三者のプログラムやデータなどのファイルに対して、意図的に何らかの被害を及ぼすように作られたプログラムであり、以下の特徴を一つ以上有するもの。
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−自己伝染(感染) |
自分を他のプログラムにコピーすることにより、他に伝染する。 |
−潜伏 |
発病するための特定時刻、一定時間、処理時間等の条件を記憶させて、発病するまで症状を出さない。 |
−発病 |
プログラムやデータなどのファイルの破壊を行ったり、設計者の意図しない動作等をする。 |
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コンピュータウイルスによる影響 |
システムが立上がらない。
アプリケーションが立上がらない。
FD、HDD内のプログラムファイル、データファイルが削除される。
FD、HDD内に不明なファイルが作成される。
画面に不正なメッセージが表示される。
WWWサーバ゙、FTPサーバ゙等へのアクセスが遅くなる。
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