おもしろインターネット活用講座

千葉県産業振興センター
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ネットワーク技術(LAN)


  3.ギガビット Ethernet

 ギガビットEthernetって何?

 インターネット、イントラネットの世界で、データ伝送が大量になっている現在、より伝送速度を高める声が強まっています。 最近のLANには、100Mbps以上の伝送速度を実現するタイプが登場しています。ギガビットEhternetは、従来の100Mbpsの ファーストEthernetのさらに10倍の超高速化したLANです。ギガビットEhternetは100Mbps、10MbpsEthernetと同様に、 操作が容易で、手軽に導入できます。また、画像・音声・動画等大容量であり、多様化したデータや、インターネット・イントラネット等、 マルチメディアに対応したネットワークにも適しています。


 レイヤ3スイッチ

 最近の企業ネットワークは、LANを導入してイントラネットを構築する方向にあります。また、World Wide Webの ような、マルチメディアデータが増えると、伝送路は混雑し、データの衝突が起きやすくなります。そこで、従来から用いられている ハブに代えて、スイッチング技術を導入するケースが増えてきています。中でも、ルーティング機能を備えたレイヤ3スイッチは、 多様化するこれからのネットワークのポイントになると考えられています。

※スイッチング技術
受け取ったデータの宛先を確認して、その特定のポートだけに送り届ける機能です。これにより、伝送路を占有することが出来るので、 ネットワークの混雑を抑えることが出来ます。

レイヤ3スイッチは、レイヤ3(ネットワーク層)のアドレスであるIPアドレス等を基にして、高速にスイッチング動作を行う中継装置です。 既存のルータが全てソフトウェアで処理を行っていたのに対して、レイヤ3スイッチは、その一部、または全部をハードウェア化しています。 回線インターフェースを持たない点を除き、従来のルータと同等の機能を持ち、且つルーティング動作を非常に高速に行います。
レイヤ3スイッチを利用すると、ネットワークのデータパケットを高速、且つ低遅延で伝送できます。従来では数十万パケット/秒であった 処理性能が、最大数百万パケット/秒まで向上することが可能です。そのため、ギガビットEthernetの基幹部分では、低価格で高性能な レイヤ3スイッチが利用されています。



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2.ATM-LAN  -- 目次 --
1.LANの概要
2.ATM−LAN
3.ギガビット Ethernet
 

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