ICタグは、ありとあらゆる商品に装着されることで、さまざまなサービスへ応用していける基盤技術として期待されています。
普及を目指している総務省は、スーパーなど小売業で使うICタグの価格は1個5円程度、野菜など低価格の商品は1円以下が適当との見方を示しています。
ICタグは技術的には実用化のめどが立っています。今後価格が低下していけば、普及のスピードも早まると考えられています。
今後ICタグが本格的に普及するためには、製造、流通、販売、消費、廃棄の幅広い関係者の参加した複数業界間の連携による利用者参加型の実証実験を実施し、消費者や様々な企業がICタグの利便性を実感できる機会を提供することが必要です。
また、プライバシーの保護といった課題の解決を図るとともに、技術面、利用ルール等運用面、法制度での対応を総合的に進めていく必要があります。
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