おもしろインターネット活用講座

千葉県産業振興センター
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インターネットとは


  4.インターネットの将来

インターネットの発達に伴い、新たなるコンピュータの形態、NC(Network Computer) が誕生しました。
NCは固定ディスクを持たず、アプリケーションソフトも持たない、その代わりネット ワーク上に情報を持ち、アプリケーションを必要な時に ロードして実行するという、 これまでと異なる設計思想を持っています。
具体的には巨大なストレージを持たないため

  小型、軽量
  省消費電力
  低価格
  高信頼

なハードウェア構成を持ち、またアプリケーションソフトウェアを内部に持たないため

  店頭でソフトを購入しなくていい
  インストールの手間が掛からない
  バージョンアップを気にしなくていい
  ソフト代の無駄遣いにならない

という特徴があります。


反面、ソフト1回利用するのに当たって課金されるので、

  頻繁に利用するソフトについては割高となる可能性がある
  ネットワーク接続において、プライバシー、セキュリティの保護について懸念される
  十分な通信速度が得られるか?

といった課題があります。

こうしたNCが普及するかどうかについては、これまでのPC文化とはかなり 異なるため、懐疑的な意見も多いようですが、これまでPCを 導入していなかった 層に受け入れられる可能性は十分にあります。
この様にインターネットは単なる情報通信網ではなく、個人レベルでの作業環境にも 密接に関連しています。
NCの他にも、TVゲーム機やTV自体にもインターネットへの接続機能を実装したり、 インターネットに接続する機能を内蔵したPCが好調な売れ行きを 見せるなど、家庭と インターネットの距離は近づいており、それに呼応するように企業等による、インター ネットでの情報発信も増加しています。
このことは、いわゆるEC(エレクトロニックコマース)のフィールドとしてインター ネットを利用する時代が来ることを示唆しています。



イントラネットへ
 これまでインターネットの変遷についてご説明してきましたが、これらインターネット における先進技術は、即座にイントラネットに適用可能な技術でもあります。
つまりイントラネットで社内システム構築を行うことは、常に最新のシステムを利用 できるという点で安心であると言えるでしょう。


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3.インターネットが抱える問題点
 
-- 目次 --
1.コンピュータネットワーク形態の推移
2.通信手段(プロトコル)の統一
3.インターネットが抱える問題点
4.インターネットの将来
 

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