前章で述べたとおり、どちらかがアドレスの割り振りを管理していれば、他方は使用するIPアドレスを気にすること無く、正しいアドレスを教えてもらえます。
アドレスを管理する側では、相手にたいして割り当てるIPアドレスを決定する規則が必要となります。
IPアドレスを決定する規則には以下のようなものがあります。
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接続に利用されている回線番号ごとにIPアドレスを割り当てる。
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接続の認証ユーザ名により、ユーザごとに個別のIPアドレスを割り当てる。
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事前にいくつかのIPアドレスのプールを準備しておき、プールの中から未使用のIPアドレスを割り当てる。 |
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実際にほとんどのISP(インターネットサービスプロバイダ)が提供するダイヤルアップ接続サービスでは、回線番号によるIPアドレスの
割り当て、またはIPアドレスプールを利用したIPアドレスの管理をしています。
回線番号ごとにIPアドレスを割り当てを対応づけている場合でも、代表番号を利用して複数の回線に着信できる仕組みとなっています。
実際に、ISPに接続を実施し自分のパソコンに割り振られたIPアドレスを確認してみてはいかがでしょうか
windows 95/98 では、winipcfg を実行することによりIPアドレスの確認ができます。 |