おもしろインターネット活用講座 千葉県産業振興センター
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HPのための画像処理について


  2.デジタル画像の基礎知識

 ピクセル(画素)とは?

 パソコンで扱う画像は、ピクセル(pixel)と呼ばれる点(dot)の集まりとして構成されています。
 例えば、縦横100ピクセルの画像ならば、計算上では10000個のピクセルから画像が構成されているということです。
 その点一つ一つに色の指定が行われ、一つの画像を形成しています。






 解像度とは?

 解像度とは、画像を構成するピクセルの密度のことです。「密度=解像度」が高いほど詳細で精密になり、低いほど粗い画像になります。ホームページで使用する画像の解像度は72dpi〜96dpiが一般的です。

 解像度を表す単位はdpi(dot per inch)といい、1インチあたりのドット数を表します。つまり72dpiといえば、1インチに72個の点が存在するということになります。


@ 150dpi

A 75dpi


 @の画像は150dpi、Aの画像は75dpiで作成してあります。つまり、@は1インチあたり150個の点、Aは75個の点で構成されているということです。
 パソコンの画面上では、画面に表示できる解像度の関係で、解像度が2倍になると画像も2倍の大きさで見えます。


※画面に表示できる解像度とは
通常パソコンの画面の解像度は画面の横幅×高さで表されます。800×600の画面では480,000ドット、1024×768では 786,432ドットとなります。しかし、画面の解像度の設定によってドット数が変化しても、画面のドット数は物理的には変化しません。つまり、画面に表示される画像の1インチ当たりのドット数は一定ということです。

一般にWindows系の画面解像度は96dpi、Macintoshでは72dpiといわれています。
つまり、上の二つの画像は、1インチあたり72あるいは96ドットしか表示できないため、@の150dpiで作成した画像は、Aと比べると画面上では2倍の大きさに見えます。


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1.はじめに 戻る
-- 目次 --
1.はじめに
2.デジタル画像の基礎知識
3.画像加工の流れ
4.画像を加工するには
5.保存形式
6.まとめ

3.画像加工の流れ

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